みつばちのダニ対策 blog

西洋みつばちを飼う方が悩まれるダニ対策情報をアップしてます

解決策1:寄生虫、ダニ、細菌感染対策には、巣門に銅線

ブログの更新までだいぶ時間があいてしまい、以前なぜ関西弁で書きはじめたのか自分でも理解に苦しむかんじです(汗)。それはさておき、最近、とあるフランス人のおかげで磁石について調べたり勉強することになりました。以下、その方のご紹介です。

 

100年前、20世紀初頭に農薬を使わずに農産物の収量を安定させることができるとした学者、研究者がフランスをはじめヨーロッパで(中にバイオダイナミック農法のルドルフシュタイナーもいた)複数の発明を発表し、メディアでも取り上げられていたようですが、大戦をはさみ、こうした発見はほぼなかったことのようになってしまったそうです(辞書からも消えてしまったと聞きました)。

そうした情報を掘り起こし、中でもエレクトロカルチャー(electroculture)、つまり電気栽培(磁気を利用した栽培方法)に注目した人がフランスにいました。ヤニックヴァンドルヌさんです。ヤニックさんは、100年前に発明された技術および発明品を自ら検証し、研究し、自身の発見も織り込んだ形で現代によみがえらせ、特に農業、水産業(養殖)の分野で利活用させることに成功し、すでに、フランスをはじめ、スイス、ドイツ、オーストリア、オランダ、ベルギー、スイス、イギリス、カナダ、オーストラリア、中国などで、研修およびセミナーを開催し、エレクトロカルチャーを広めています。

 

ヤニックさんのHPの情報は量が多いのと、わたしの知識が未熟なせいもあり、読むにも理解するのにも時間がかかり、目下勉強中なのですが、本当に必要なことはなんなのか本質を追究する姿勢にひかれ、本当にいいものをひろげたい、本当のことを発信したいという気持ちや、費用をかけずにできることを純粋に追い求めているところに共感しました。

 

そんなわけで今回このブログでも紹介します。

ヤニックさんが、養蜂の情報もみずから集め、自分で実験してよかったものを、HP上で公開しています。以下、仏語サイトのほうを翻訳しましたので、本人の許可をいただいて、掲載します。

 

英語のサイトは:https://www.electrocultureandmagnetoculture.com/bee-hive-saving-solutions.html

仏語のサイトは:https://www.electroculturevandoorne.com/abeilles.html

 

 

ヤニックさんは、みつばちの問題も解決できると言っていて、その解決策を提示しています。以下翻訳です。

 

解決策1:寄生虫、ダニ、細菌感染対策には、巣門に銅線

 

ブルターニュの養蜂家が2010年の4月に教えてくれました。「ダニ対策なら簡単に解決できるよ。巣箱の入り口に銅線を貼ってからダニに悩まされなくなくなったんだ。」と。「どうやって?」とわたしは聞きました。「電気用の銅線を巣門の長さ分だけ切り取り、巣門に取り付けるだけ。すると、みつばちはその上を通らなくてはならないから、おそらく銅イオンを帯びて、ダニがいやがるんじゃないかな」と。

 

電気用の銅線を使えばいいんです。ぜひ、試してみて、結果をシェアしてください。

こんなに簡単であれば、やらない手はないのではないでしょうか?

 

下:写真のように巣門板に裸の銅線を取り付けるだけ。こうすることで巣箱をダニから守ります。毎年、紙やすりをかけて、酸化物をふき取り、掃除してください。そうすればまた効果を発揮します。銅は、殺菌性や抗真菌性があることで知られ、みつばちの代謝にとって重要な、微量元素(oligoelement)です。

 

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以上。

 

簡単にためしたら?って書いてあるのですが、銅ってどうなんでしょう?(ダジャレじゃないですw 銅イオンって水が必要?緑青って大丈夫?)と思ったので、弊社でも目下調査中であります。

 

2019.5.20

調査が進みましたのでお知らせです。調べた内容は記事にして、こちらから購入していただけるようになりました。銅を使ったダニ対策を検討されている方に参考にしてもらえるかと思います。

 

 

なお、オーガニックな養蜂技術や機材・道具について聞きたい、調べたい、買いたい方は、株式会社Bee Brandまでご連絡ください。
メール: consultante.en.mielアットマークgmail.com 
オーガニック養蜂を目指す方のためのオンラインショップも随時更新しています。

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